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その「◯%OFF」は本当か|楽天で安く見えて安くない商品を見分ける5つのパターン
セールの条件は毎回変わります。買う前に楽天市場の公式ページで、その回の期間・上限・条件をかならず確かめてください。
先日、45%OFFのパーカーを見つけました。
値段も申し分なく、レビューも悪くない。
でも、このサイトには載せませんでした。
販売開始が、2週間先だったからです。
このサイトでは毎日、楽天の商品を800件ほど機械的に確認して、条件に合わないものを外しています。そうやって毎日弾いていると、「安く見えるけれど実際は安くない」商品には、はっきりした型があることが分かってきました。
しかもその多くは、商品名を読むだけで見抜けます。
この記事では、その5つの型と、それぞれの確認方法をまとめます。楽天で買い物をするとき、そのまま使える内容です。
値引き率が大きい商品ほど、書き方を疑ったほうがいい
パターン1|まだ売っていない
一番多いのがこれです。
商品ページは表示され、値段も出ていて、割引率まで書いてある。でもカートに入れられません。販売期間がまだ始まっていないからです。
冒頭のパーカーがこれでした。8月に見つけた45%OFFの商品で、販売開始は9月3日の20時。2週間先です。
なぜ起きるのか
セール告知を先に出す売り方があるためです。売る側からすれば予告ですが、検索結果や特価まとめには「いま買える商品」として並んでしまいます。
見分け方
商品ページの販売期間の欄を見てください。「販売期間 ◯月◯日 20:00〜」と書かれていれば、その時刻までは買えません。
もっと確実なのは、カートに入れてみることです。入らなければ、まだ売っていません。
なお、当日の夜に始まるものは別です。「今夜20時から数量限定」は、待てば普通に買えます。問題なのは、何日も先のものです。
パターン2|「◯円→◯円」の右側が、いまの値段と違う
商品名にこう書いてあったとします。
「3,880円→890円」
ところが、実際に表示されている価格は980円でした。
なぜ起きるのか
楽天の商品ページは、色やサイズごとに値段が違うことがあります。商品名に書ける値段はひとつなので、一番安い組み合わせの値段が書かれがちです。
つまり「890円」は嘘ではありません。ただし、特定の色・特定のサイズを選んだときだけの値段です。あなたが欲しい色は980円かもしれないし、1,480円かもしれません。
見分け方
矢印の右側の数字と、実際に表示されている価格が一致しているかを見てください。
| 表記 | 実売価格 | 判定 |
|---|---|---|
| 3,790円→1,999円 | 1,999円 | 一致。信用してよい |
| 3,880円→890円 | 980円 | 不一致。要確認 |
一致していれば、その値引きはその場で裏が取れます。一致していなければ、どの組み合わせが安いのかを自分で探す必要があります。
このサイトでは、この一致を確認できたものだけを「セール前 ◯円」として表示しています。一致しないものは値引きとして扱いません。
パターン3|クーポンを使ったときの値段が書いてある
お米の商品で、こう書かれていました。
「クーポン利用で5kgあたり2250円」
実際の販売価格は、3,299円でした。
なぜ起きるのか
嘘ではありません。クーポンを取得して適用すれば、その値段になります。
ただし、クーポンを取っていない人にとっては、その値段では買えません。そしてクーポンには枚数制限や期限があり、なくなれば終わりです。
見分け方
単価や割引額の手前を読んでください。次の言葉が付いていたら、それは条件付きの値段です。
- 「クーポン利用で」「クーポン適用後」
- 「エントリーで」
- 「まとめ買いで」「2点以上で」
- 「実質」
とくに「実質」は要注意です。これはたいてい、ポイント還元を差し引いた計算上の値段であって、レジで払う金額ではありません。ポイントは後から付くもので、現金ではありません。
「実質」を自分で戻す方法
実質価格が書いてあったら、こう考えてください。
実質価格 + 戻ってくるポイント = いま払う金額
3,000円の商品でポイント20倍なら、600ポイント戻って「実質2,400円」と書かれます。ただし今日払うのは3,000円です。そして600ポイントには期限があり、使い道が楽天に限られます。
ポイントを勘定に入れるのは構いません。ただ、現金の値段と混ぜて比べないことです。
パターン4|割引率はあるのに、いくらなのか書いていない
こういう表記があります。
「77%OFF!【期間限定:990円〜1,390円】」
77%OFFなのは事実かもしれません。ただ、990円のものが77%OFFなのか、1,390円のものが77%OFFなのかが書かれていません。
なぜ起きるのか
複数の商品をひとつのページにまとめて売っているためです。割引率が一番大きいものを見出しに使い、値段は幅で書く。どちらも嘘ではありませんが、組み合わさると意味が取れなくなります。
見分け方
値段が「◯円〜◯円」と幅で書かれている場合、その割引率はどれか1つのものです。全部ではありません。
自分が欲しい色・サイズを選んでから、表示価格が変わるかどうかを必ず確認してください。
パターン5|送料を足すと逆転する
最後は単純ですが、一番よく損をする型です。
- A店:1,280円(送料550円)→ 支払い 1,830円
- B店:1,580円(送料無料)→ 支払い 1,580円
一覧では A のほうが300円安く見えます。実際は B のほうが250円安いわけです。
「送料無料」にも種類がある
送料無料と書いてあっても、中身は同じではありません。
| 型 | 中身 |
|---|---|
| 完全に無料 | どこに届けても追加なし |
| 一部地域除外 | 北海道・沖縄・離島は別途かかる |
| 条件つき | 「3,980円以上で無料」など |
| 価格に込み | 送料ぶんを商品代に乗せている |
とくに一部地域除外は、購入手続きの最後まで進まないと金額が出ないことがあります。北海道・沖縄・離島にお住まいなら、商品ページの送料欄を必ず開いてください。
見分け方
比べるときは、必ず「商品代+送料」の合計で並べてください。これだけで、かなりの失敗が防げます。
参考までに、このサイトでいま紹介している175件のうち、送料無料は約8割です。残り2割は送料がかかるので、合計で見る癖をつけておくと安全です。
買う前の3分チェック
ここまでの5つを、実際に使う順番に並べました。買う直前にどうぞ。チェックした状態はこの端末に保存されます。
全部埋まったなら、たぶん大丈夫です。
このサイトがやっていること
最後に、なぜこの記事が書けるのかをお話しします。
このサイトは、上の5つを毎日、機械的に全商品へ当てています。
- 販売開始がまだ先の商品は、掲載しません(当日の夜や翌日に始まるものは載せます)
- 「◯円→◯円」は、右側が実売価格と一致したときだけ値引きとして扱います
- クーポンやエントリーが条件の単価は、表示しません
- 送料は商品名の謳い文句ではなく、楽天のデータを正とします
- レビューが少ないもの、評価が低いものは載せません
冒頭のパーカーを載せなかったのは、この基準に引っかかったからです。安いのは事実でしたが、買えない商品を「特価」として並べるのは、特価サイトが一番やってはいけないことだと考えています。
毎日800件ほど見て、実際に載るのは数件です。厳しすぎるようですが、そのほうが見に来る意味のあるサイトになると思っています。
いま載っているものは、こちらから見られます。
- すべての特価を見る
- キッチン・日用品・DIY — 中央値1,240円と、一番手を出しやすい売場です
- 服・靴・バッグ・時計 — 値引き率の大きいものが集まりやすい売場です
- 食品・飲料・お酒
セールの買い方そのものについては、楽天スーパーSALEの攻略法にまとめています。あわせてどうぞ。
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